相談外来
相談外来について
一般外来では待ち時間をできるだけ短くするため、医師による指導・相談の時間を十分おとりすることができません。指導・相談の時間をゆっくりととるため、お一人に30~60分かけて相談ができる相談外来を設けさせていただきました。他院の治療で改善しない長く続く頭痛や腹痛の相談やアレルギー、発達相談などにご利用ください。
特に当院が得意とする小児の心身症の概念と初期対応については日本小児心身医学会の作成した「小児の心身症-代表的疾患」をご覧ください。
相談外来の種類と選定療養費(予約料)について
相談外来は原則として保険診療としておこないます。しかし、ゆっくりと時間を確保して相談できる体制を維持するため、保険診療に伴う診療費自己負担金の他に、厚生労働省に届け出て許可を得ている予約に関する選定療養費をお支払いいただきます。ただし、当院の都合で予約時間から30分以内に診察(キャンセル規定ではスタッフ面接は診察の一部とします)を始められなかった場合には選定療養費はいただきません。また、予約時間にお見えにならない場合も選定療養費相当額をキャンセル料としていただくことになりますので、ご都合が悪くなった場合は、1週間前までにキャンセル手続きをしていただきますようお願い申し上げます。
- 相談外来(医師)
- 月・水13時00分~14時30分、火12時30分~14時00分
- スタッフによる予診の後、医師が60分の相談に応じます。
- 予約料:11000円(消費税10%込み)
- 問診票の記載をお願いしておりますので、あらかじめ問診票を当院に取りに来て、事前に記載してお持ちください。スタッフによる予診をおおよそ30分かけて行い、そののち、医師が30~60分の相談に応じます。事前に昼食をおとりになり、お子さんの待ち時間対策を持ってお越しください。また、相談外来が二回目以降で十分医師との相談時間を確保するため相談外来(医師)をご利用を希望される方は予診はありませんので30分後にお越しください。
- 相談外来(心理)
- 14時00分~17時00分のうち、お一人25分程度
- 心理職または看護師が20分程度の面談をした後、面談内容を引き継ぎ医師が5分程度の相談に応じます。
- 予約料:免除中
- 相談外来(心理)につきましては相談外来(医師)で診断を受け、治療方針が決まった方のみのご利用になります。心理士の治療参加により医師の負担が軽減しているため現在一時的に予約料は頂いていません。
次の方の相談に影響を与えることがあるため、相談時間の厳守にご協力ください。
<< 選定療養費・キャンセル料規定 >>
相談外来(医師)の場合、通常13時30分から医師面接を行います
- 予約を取り消す場合
- 1週間前の同じ曜日(ただし、休診日の場合はその前の診療日まで)にご連絡を頂いた場合:お預かりしていた予約料をお返しします。
- 1週間前の同じ曜日以降にご連絡を頂いた場合:お預かりしていた予約料をキャンセル料に充当します。
- 14時00分までに診察を開始した場合
- 予約料をいただきます。患者様のご都合で開始が遅れた場合は相談が途中であっても14時00分で相談は終了します。
- 13時30分までに診察にお見えでない場合
- お預かりしていた予約料をキャンセル料に充当します。
- 14時00分までに当院の都合で診察できなかった場合
- 予約料はいただきません。予約料をお預かりしたまま日を改めるか、予約料を返金し14時15分まで短時間の相談とさせていただきます。
新規の相談について
新規の相談は事前に紹介元(医療、保健、福祉関係)からの連絡をいただいた方、お受けしています。(ネット不可)。
新規の方は問診票の記載をお願いしておりますので、あらかじめ問診票を当院に取りに来て、事前に記載してお持ちください。その際に、予約料をお預かり致します。
キャンセルをされる場合は、受診1週間前(同じ曜日の日が祝日の場合はその前の診療日)の診療時間内までにお申し出ください。預かり証と交換に返金致します。
当日は、月・水曜13時、火曜12時半にご来院頂き、スタッフによる予診を30分かけて行います。その後、30分程度の初診面接を行います。お約束している時間は30分ですが、60分前後の診察時間となることも多いです。事前に昼食はおとりになって、子どもの待ち時間対策を持ってお越しください。
2回目以降は原則として医師面接は短時間となりますが相談外来(心理)で継続して診療を行います。内容が複雑な相談の場合、数回にわたり相談外来(医師)で対応させていただく場合もあります。
当院ではすべての精神神経科診療を相談外来で行うことにしており、初回には選定療養費が別途必要となっております。また、今後の状況によっては再診でも毎回選定療養費をご負担をいただく可能性もあります。費用負担に抵抗がある場合はまずはかかりつけ医や他の小児科・精神科医療機関で相談されるようにお勧めします。
健康保険を利用しない相談について
健康保険を利用せず、自由診療として相談をお受けすることもできます。この場合、相談料として16500円(消費税込み)をお支払いいただくことになります。予約時間にお見えにならない場合も予約料をいただくことになりますので、ご都合が悪くなった場合は、1週間前までにご連絡いただきますようお願い申し上げます。
健康保険は病気の治療にしか使えませんので、健康保険を利用して継続した子育ての相談をするためには自閉症スペクトラムなど発達障害の診断名が必要になります。発達障害は疾患の幅があり、特性の薄い方ではわずかな配慮のみで日常生活が過ごせることが多いものの、診断名をつけることであたかも困難が生涯に渡って約束されたような誤解を周囲に与えてしまうことがあるのが現状です。
誰もが持っていて病気とは思っていないようなほくろであっても、病院でほくろの相談をすればほくろ(単純性黒子、ないし、母斑細胞性母斑)という病名がつくわけで、患者(病人)という扱いとなるのと同じです。
自由診療として相談をお受けした場合、病名の有無は関係しませんので、より特性に焦点を当てた相談に乗ることができます。病気というほどではないけど困っている、本人は病院に行きたがらないけど困っている、そんな場合には自由診療として相談にお越しください。
<< 自由診療・キャンセル料規定 >>
- 予約を取り消す場合
- 1週間前の同じ曜日(ただし、休診日の場合はその前の診療日まで)にご連絡を頂いた場合:お預かりしていた予約料をお返しします。
- 1週間前の同じ曜日以降にご連絡を頂いた場合:お預かりしていた予約料をキャンセル料に充当します。
- 13時30分までに相談にお見えでない場合
- お預かりしていた予約料をキャンセル料に充当します。
- 13時30分までに当院の都合で診察できなかった場合
- 予約料はいただきません。予約料をお預かりしたまま日を改めるか、予約料を返金し14時00分まで短時間の相談とさせていただきます。